6月23日付で東京都教育委員会より【令和4年度都立高校入試】の各科目平均点と得点分布の詳細が公表されました。
【各科目の平均点】
【国語】68.8点
【数学】59.0点
【英語】61.1点
【社会】49.2点
【理科】61.4点
今回は数学に関しての考察です。
個人的な今年の数学の印象だが、「取れる子取れない子」「勉強した子勉強してない子」に大きく分かれたと感じている。
例年であればもっと多くの受験生が平均点近辺に集まるのが数学なのだが、今年は「山がなだらか」になってしまっている。
都立入試の数学は50点前後であれば他の教科よりも比較的少ない勉強時間勉強量で取れるような問題構成になっている。
一方、85点以上を取ろうと思うとかなりの勉強量が必要になる科目でもある。
志望校合格に向けて5科目合計で何点必要で、数学では何点取る必要があるのか。それをもとに解く問題解かない問題を分ける必要があると思う。
もちろんすべてを学んですべてを解けるようになるのが理想ではあるが、戦術としては必要なことだと考える。
大問3,4,5の各問題の最後の問題は比較的正解率が低い。各々必要かどうか判断してみてください。