こんにちは、川田です。
先日ではありますが、学習塾向けの説明会があったので、行ってきました。
今回は都立屈指の進学校、西高校です。
この日は定期テスト且つ学年毎に分散登校だったそうで、残念ながら生徒さんたちの姿を見ることは出来ませんでした。
学校までは井の頭線の久我山駅から徒歩15分くらい。
閑静な住宅街を通り抜けていくイメージ。
肝心の説明会の内容・印象について。
大雑把なイメージで言うと、
ハッキリとした方向性を持って、それを生徒にも要求している
という印象を受けました。
日比谷・青山の印象と比較して、結構ハッキリ物を言う先生方が多かったと思いました。
私が就職活動をしていた時に、とある外資系企業の説明会に参加したことがあったのですが、
その時の印象に近いものを感じました。
ハッキリとした物言いというか、言っていることや求めていることのレベルは高いが、じつに論理的で明快である。
以下、各教科担当からのお話概要です。
・国語
各問、正答率は60%くらいを見込んでいる。
差がつかないので、正答率が高すぎても低すぎても、作問としては失敗であると思っている。
漢字に関してはその年の模擬試験で使われていないものを選んで出題する(都立入試の暗黙の了解らしい)。
予め複数個用意してあるが、コロナによる出題範囲制限の為、作問に苦心した。
大問3の問5、記述問題
心情の変化だけでなく、そのきっかけもしっかりと押さえて書いてほしい。
大問4、各社の新書本をスラスラ読めるようにしてきてほしい
(西は入学後も読書をとにかく勧めている)
作文の問題は、タイトル付けプラス作文。
4人で採点している。
求める要素は
1.本文の趣旨に即しているか
2.社会的な事例に基づいているかどうか、独創的であるかどうか
3.論理的かどうか
「独創性」に教師陣も関心を持っているというのがやはり一段も二段もレベルの高い目線の話だなと感じました。
ちょっと長くなるので続きは次回の更新にて。